友人に「少林寺拳法を教えてくれ」と言われたのがきっかけです。
私が「桐生道院に見学に来ますか?」と言ったら、「俺は髙橋さんに教わりたいんだよ。人数は集めるし、場所も見つけるからたのむ!」と言われました。
この一言で道院長になったようなものです。約2週間後、場所を指定されていってみると、20名が私を待っていてくれました。
この方たちの為にがんばって道院を開設しなければと思いました。その友人がいなければ今はありません。
心から感謝しております。
人と人との調和を意識しています。
指導の押し付けではなく、人が何を考え悩んでいるか、表情態度、言葉の強弱などを見ながら、その人に合わせて、良い指導ができるように心がけています。
毎回毎回、反省と気づきの繰り返しです。
家族みたいな道院です。
つらい時、困った時に助け合える道院。
それともう一つ。
物騒な世の中になって来たことと、自分自身が国内、海外で何度も危ない目に会っている事から、護身の技術に重きをおいています。
もしもの時に危険な事から回避できる方法と技術を目指しています。
二階建ての一階部分を道場にし(約25畳)週2回、修練をしています。
拳士は4才から73才までと幅広く、笑顔が絶えなく楽しみながら行っています。
年の離れた姉が入門しており、修練の送迎に便乗しているうちに興味を持ちました。
当時はかなりの引っ込み思案だったので、同級生の友人を誘って入門したのが11才の頃です。
先生は厳しく優しく、先輩たちも面白おかしい方ばかりで、やめたいと思ったことは一度もありません。
仕事の都合で1年ほど離れたことはありましたが、やはり自分の生活に少林寺拳法はなくてはならないものだと実感しました。
あの時引っ込み思案だった自分に、勇気を出してくれて、ありがとうと伝えたいです。今では子供も一緒に家族で修練しています。