



私が少林寺拳法の指導者を目指したきっかけは、陸上自衛官として勤務した災害派遣や海外派遣での経験から、苦境のなかでも助け合う人々の人間味にあふれた姿をみてきたこと。
特に苦境や貧困のなかにおいても目を輝かせて自分の夢を語る多くの子供たちの姿から、自分自身が元気や勇気をもらい励まされてきた。
その時の熱い想いを忘れられず、青少年育成に関わりたいとやんちゃな高校生のとき、ただ喧嘩に強くなりたいと経験したことがあった少林寺拳法を再開したことがきっかけとなった。
その熱い想いはやがて群馬県初のスポーツ少年団支部の設立から生涯修行の場道院の設立となって行く。
私は人の個性や持ち味、その時の在り様を風に例えて感じ、「心の風」としてとても大切にしています。
例えるならば、優しさにあふれた風、頑張り屋の風、少し怒りんぼうの風などなど、これらの人の心の在り様をその場に留まることのない風として捉えていくと、どんな時でも優しく受け止め、調和していける感じがするからです。
修練に集まる拳士たちも日々さまざまな風を運んできてくれます。やる気満々の風、今日は疲れているぞ風、宿題が終わってないぞ風・・・笑。
私は日々の修練の中で、この「心の風」を思いきり吹かせながら伸び伸びと修練してほしいと心に置きながら指導してます。
道院長として、調和のとれた風通しの良い道院の運営を心におき、真っ正直に仲間達と向き合い、お互いが尊重でき、共に成長する喜びを共有しながら誰もが安心して気持ち良く学べる環境を整えていきたいと考えています。
そして、同じ道を歩む仲間たちの心の支えとなる道院を目指し、常に道院長である自分自身の「常識の更新」と言うものを意識しながら、未来へと続く正しい少林寺拳法と言うものを実践し伝えていき、平和で心豊かな社会の実現を目指す仲間を一人でも多く育てて行きたいと思っています。

和気あいあいとした中で、道院長も拳士も冗談を言い合って楽しくやっています。
とにかく明るい雰囲気の道場で、毎回の練習が楽しみ!という方もおられます。みんなが仲間を大切にし、それぞれの「気づき」を気軽に、安心して出し合うことができます。
お互いを高め合い、切磋琢磨してがんばることができる環境です。
少林寺拳法を始める前、「自信」という言葉は私には無縁でした。
少林寺拳法を始めたことによって、私は「自信」と「勇気」を持てるようになったと思います。
たくさんの人との出会い、仲間との縁、少林寺拳法の教え。
これらをとおして、かけがえのないものをたくさん得ることができました。それが今の自分の「自信」につながっているんだなと実感しています。
群馬榛東道院がたくさんの縁を紡ぎ、「自信」を生み出せる場所になったら私もうれしいです。