【ボランティア精神】


<カラスや野良猫に荒らされてゴミが散乱>

先日、とても素敵なことがあったので皆さんにもお伝えしたいと思います。

我が家の町内の群馬大学近くのゴミ収集所で、ゴミ袋から飛び出たゴミが道路に散乱しておりました。あまりにひどい状態だったので車の中に常備しているゴミ袋とゴム手を取り出して、ゴミの片づけをしておりました。するとそこに一人の桐生工業高校の学生が自転車でやってきて、「お手伝いします!」と声をかけてくれました。「それでは、お言葉に甘えて」ということで、ゴミ袋とゴム手を手渡しました。作業終了後に、名前を聞いてみると「〇〇です」。そして彼は現在野球部に所属しているそうです。あとで知ったのですが、野球部のキャプテンでした。きっと彼のもとで練習をしている同級生や後輩達は、幸せな気持ちで野球をすることができているんだろうなぁと推察しました。

我々は少林寺拳法の修行しながら所属ごとに年に一回、何かしらのボランティアを実施しています。その行事を宗道臣デーと呼んでいます。


<宗道臣デーの様子>

年に一回のボランティアを実施しても世の中は変わらないでしょう。ここで大切なのはボランティアの経験を通して、常日頃それを社会の中でいかに実践できるかが大切なことです。そしてその心構えを常に心の中で準備できていること。先ほどの野球部のキャプテンは心構えができていたのでしょう。

我々の目指す理想境建設は、このような小さなことの積み重ねによって実現できるのではないかと思います。

いいね!>> いいね! 1人