少林寺拳法と出会い、少林寺拳法を通じて先輩諸氏から沢山のものを頂きました。
修行を開始し、20年を節目として、頂いたものを後輩へ伝えることを自分自身の使命として、道院を開設しました。
農夫が作物に愛情をかけるように指導を行うことを心掛けています。
個々の拳士のなりたい自分を実現するため、あるべき姿に誘引し、手を掛け過ぎず、放置せず、あきらめず、個性を認め、個々の成長の手助けを行います。
未就学児・小学生には、育む拳法として、
中学生・高校生・大学生の10代、20代には、鍛える拳法として、
壮年には、養う拳法として、
それぞれの年代のテーマに沿い、指導を行っています。
「半ばは我が身の幸せを 半ばは他人の幸せを」
自己の幸せを求めるのと同等に他人の幸せを考え、行動するという教えです。
確固とした自己を確立した上で、さらに他人のことを思いやる、自他共楽の教えです。
少林寺拳法の修練を通じ、昨日よりも今日の自分を向上させるとともに、「僕も強くなるから君も強くなれ」と、他人と技術を試し合い、助け合い協力し合うことが体験できます。
その体験を通じ、一人ひとりが向上心を持ち、長所を認め合え、個々の欠点を注意し合える関係が、互いの信頼を高めていける道院にしていきたいと思います。
未就学児から壮年まで、幅広い年代に渡り、和気あいあいと、楽しく明るく修練しています。
少林寺拳法の修練を通して、出来ることが段々増えました。
自然な立ち居振る舞いを意識するようになり、自分の言動を振り返ることで、毎日を大切にし、周りの物や人に感謝することに繋がっています。
それがとても有意義な時間になっていると感じます。