修練風景 | 前橋橘道院 | Page 9

修練風景
Shorinji Kempo

フランス生活について

道院所属拳士であるアレックス・トンピェ(Alex Tempier)さんは、フランス国籍で江原翔太朗拳士のお父さんです。

今回、法話の時間にフランスについて紹介をしていただきました。

皆さんはフランスのことをどれくらい知っていますか? マカロン? クロワッサン? ルーブル美術館?

フランスは日本の国土の1.5倍、日本の人口の半分です。

日本の成田国際空港からフランスのシャルル・ド・ゴール空港までの直行便で約12時間です。

 

フランスでは、道路は左ハンドル、主食はパン、漫画はアステリックス。

身体は小さいが賢く機敏で如才のないアステリックスは、日本ではあまりなじみがありませんが、

世界で最も人気のある フランス生まれのコミック です。

ほとんどのヨーロッパや中南米の国々のすべての年代の人々になじみのものといっても間違いないほど有名とのことです。

 

食が多彩なフランスでは、地域によって沢山のチーズの種類があるそうです。

日本でも買えるチーズのお勧めは、ブリー(Brie)とのことでした。

Bon appétit(ボナベティ)とは、食事の際に同じテーブル同士の人が交わす「いただきます」です。

 

自由・平等・友愛は、自分の幸せと同じように他人の幸せを願う少林寺拳法の「自他共楽」の

教えに通じると感じました。

フランスでは、「生きるために働くのであって、働くために生きるのではない」ということです。

よく仕事や授業を怠けるときに「サボる」という言葉を使いますが、これはフランス語のサボタージュ(Sabotage)を

語源としているそうです。サボタージュは、「仕事に対する破壊活動」を指すとのことです。

ですから、フランスではよくストライキがあるそうです。

1/19にもフランス全土で公共交通機関や教育機関でストライキがありました。

なかなか日本では考えられません。

新幹線とTGV、東京タワーとエッフェル塔など似た点もあります。

今回の法話と通じて、フランスがより身近に感じました。

アレックスさん、海外滞在経験豊富ということなので、また法話をお願いしますね。

Àla prochaine(アラプロシェンヌ)またね。

 

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2023年新春法会&ワクドキ目標設定

2023年が明けました。本年もよろしくお願いします。

今年の新春法会は、中山昌弘拳士が門信徒代表のあいさつ担当でした。

中山拳士は、昨年千葉から群馬から転居しました。

生活環境が変わっても少林寺拳法の修練が続けられる喜び、仕事に掛ける情熱、

そして家族への愛情と今後の抱負を熱く語っていただきました。(^o^)

 

 

 

 

新春法会後、各自昨年の成果振り返りとともに今年のワクドキ(ワクワクドキドキ)な目標を設定し、発表しました。

 

ワクドキな目標とは、

「自分にそれが出来たらどんなにいいだろうと、ワクワクドキドキすることを目標にすること」です。

こうなったら最高だ!超HAPPY!と思える事を考えるものです。

みんなの前で宣言し共有した目標に対し、お互いに励まし合い、それぞれが達成するように実行していきましょう。

 

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2022年修練納

2022年の修練納を行いました。

恒例の1000本突蹴です。100本突いたら100本蹴、それを10回繰り返すと1000本突蹴となります。

今回はトナカイの角をつけた主座が号令を掛けます。

頭のブレがあると角が取れてしまうので、頭がぶれないようにしっかり突きや蹴りを行います。

 

リモート併用して、参加拳士が全員順番に号令を掛けました。

号令を掛ける前に、自分の今年の一番の思い出を発表しました。

新居や転居、新成人という人生の節目であったり、

3年ぶりの全国大会、全国少年少女武道錬成大会、全国中学生大会の各種大会の出場や

不運の骨折事故や交通事故にあったり したことなど、色々な思い出の発表がありました。

巷では風邪やインフルエンザがやっていますが、みんなで1000本突蹴を完走しました。

来年も元気で修練して、健康増進に努め、楽しい思い出をたくさんつくりましょう。

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ピッツバーグレポート

今回は会場の都合により、対面なしの全リモートでした。

初級と中級の修練の間の法話の時間に、昨夏からピッツバーグに留学している拳士一家から、滞在レポートをしていただきました。

夏時間の今、日本との時差は13時間になり、日本時間 19時は、アメリカ東部時間 6時となります。

日本では「こんばんは」ですが、ピッツバーグでは「おはよう」となるわけです。

 

夏から冬を経て、春に至る年中行事の紹介がありました。

この時期はイースター(キリストの復活祭)だそうです。

イースターには、イースター・エッグが配られるそうです。

夏でも冬でも様々なスポーツが盛んで、楽しめます。

拳士の生の言葉、体験を共有することで、文化、生活を身近に感じることが出来ました。

コロナ渦の中、大変な苦労をされたと思います。

 

それでも挑戦する姿勢、家族で向上心と想いを共有し、サポートしていく姿に敬服します。

ピッツバーグには少林寺拳法の道院/支部がありません。

余裕のあるときにリモートで修練に参加していただいています。

 

つい数年前には、リモート修練など想像しにくい状況でした。

それが、インターネットへの接続環境さえあれば、国内でも海外でもどこにいてもお互い顔を見て修練できるようになりました。

 

開祖宗道臣の祈念していた、平和で豊かな社会の実現をひしひしと感じます。

現状の平和で豊かな社会に感謝するとともに、よりよい明日に向け、精進していきたいと思います。

国が違っても、お互いに切磋琢磨していきましょう。

 

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鎮魂行と易筋行

少林寺拳法では、修練の始まる前に『作務』を行います。

床の雑巾がけ、窓を開けて換気を行います。

その後、修練が始まります。

まず『鎮魂行』を行います。

教典を唱和することで、少林寺拳法の目的を再認識します。

教典には、何のために修行するのか、どのように修行するのか、何を理想とするのか、

が書いてあり、全員で唱和します。

鎮魂行の中で座禅を行い、気持ちを落ち着けます。

鎮魂行に続いて、易筋行を行います。

易筋行は、組手主体で行います

鎮魂行、易筋行、共に大切な修練です。

お父さん、一緒に頑張りましょう。

6月20日は父の日でした。

現在、当道院には3人のお父さん拳士が在籍しています。
昨年入門した山口公一 拳士、高澤慎也 拳士、今年入門した今泉寛 拳士の3人です。
いずれも、お子さんが先に入門し、その姿を見てお父さんが後から入門しました。

山口拳士親子

 弟・山口巧真 拳士を見守る兄・山口太一 拳士

兄弟姉妹で修練するとどちらかというと競い合う雰囲気となりますが、親子で修練の場合 親は子供に教わりながら睦み合う雰囲気となります。

高澤拳士親子

                               高澤譲 拳士と身長差 1m近くあるのかな

 

今泉拳士親子

少年部 紅一点の今泉澪 拳士

 

子供が大きくなるにつれ親離れ、子離れしなくてはなりません。
頼もしいところもありますが、やはり寂しいところもあります。

親子で入門すると、「親子」から「同志」の関係が追加となり、共に学び、共に励まし合い、助け合うことで、結果、親離れ子離れしてもより「家族」の絆は深くなる気がします。

親子演武では、ちょっと先に行く子供以上に真剣に取り組むお父さんの姿を見ることができます。

そんな姿を見ると、少林寺拳法を修行していてよかったな、と思います。

お父さん、一緒に頑張りましょう。