審判員・考試員研修会が杭田要先生をお迎えして渋川市勤労福祉センターで行われた。
昇格考試も大会における審査も、その本質は、どこまでも平和で豊かな社会づくりに挺身できる慈悲心と勇気と正義感と行動力を持った「人を育てる」ための一過程であることを充分に認識した上で実施すること。そして、昇格考試を受験し、或いは大会に出場した拳士が、そのことによって自信や誇りを持てるようにしなければならない。
その為に、考試員・審判員は、慈悲心をもって、かつ厳正に審査に当たることが肝要である。
もとより、本講習会を受講することによって、万事が解決するわけではなく、むしろ、すべてがここから始まるのである。各自の一層の研鑽を期待する。(講習会資料より抜粋)